100年後も生き残る仕事
人工知能はまもなく、一流コンサルタントの仕事も奪うのか?(ダイヤモンド HarvardBusinessReview 2017-9-8記事)
” 金融分野ではロボアドバイザーの導入が進んでいるが、それは人工知能(AI)によるビジネスサービスの始まりにすぎない。そう遠くない将来、AIが企業リーダーの意思決定を支援することになると筆者らは予想する。人間のコンサルタントに代わり、アマゾンの「アレクサ」が経営アドバイスを授ける近未来とは、どんな光景なのか。”
AIやロボットの発達により、あなたの仕事がなくなる的な脅かし記事が人気です。人は誰しも食い扶持を失うことを恐れますから、そのような恐怖心を煽るのは雑誌やマスコミの常套手段です。
いずれのAI記事の内容もおおむね正しいかと思いますが、IA発達の現状と今後の予測を踏まえると、人間にしかできないような仕事はむしろ極めて例外的です。そう認識を前提としたとき、何が消える仕事なのかを考えるよりも、AIやロボットによる代替が不可能な仕事を考える方が有意義です。
AIやロボットの風雪に耐え、100年後も残っているだろう仕事を予想してみました。
(1)所有権に基づく仕事
投資家・大家・地主。
AIやロボットに所有権を与えないという前提なら生き残るでしょう。とはいえ、所有権に基づかない金融・不動産関連の仕事は根こそぎAI化するはずです。
(2)人間の身体的特徴による仕事
美容師・理容師・料理人・歯科医師・外科医・大工・各種職人・歌手・演奏家・ダンサー・ホスト・ホステス。
人間の五感に根差した仕事や手先の微妙な感覚が重要な仕事は多少の侵食を受けながらも形を変えて残ると思います。変わったところでは、AV女優や風俗嬢は消えるでしょう。
(3)発明する仕事
科学者・思想家・クリエイター。
人間の想像を超えAIが発達したら消えるかもしれません。
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