民泊、スマートロックに期待
大手も乗り出す「民泊ビジネス」鍵はテクノロジー 管理の煩雑さを軽減させる製品・サービス利用で効率化(IoTToday 2017-8-2記事)
” そこで期待されているのがIoTの活用である。スマートロックと呼ばれる製品は物理的な鍵は存在せず、スマートフォンアプリで開錠・施錠ができる。これを使えば、物理的な鍵を紛失することもなく、受け渡しもスムーズに行うことが可能だ。
これから新規で建築される民泊向け物件であれば、こうしたスマートロックは標準装備となっていくだろう。しかし、既存物件への後付けができる製品も多いのがスマートロックの特徴だ。
また、デジタルで管理するスマートロックならではのメリットもある。例えば、後付けも可能なスマートロック「Akerun(アケルン)」は、鍵の受け渡しだけではなく、入退室の管理まで一括管理が可能。解錠・施錠した時間がオーナーのスマートフォンに通知されるので、宿泊客の入退室状況を簡単に把握できるのだ。”
民泊において物理的なカギの受け渡しは非常に悩ましい問題です。一戸建てを丸ごと民泊物件として貸し出す場合、外カギをダイヤル式またはプッシュ式の南京錠にすれば、物理的なカギは不要となり、宿泊者へ暗証番号を伝えるだけで済みます。
これに対してマンションやアパートを貸し出す場合、ダイヤル式のキーボックスを利用すれば、宿泊者に直接カギを渡すことなく扉の開閉が可能です。ただしその場合、宿泊者がカギをキーボックスに返し忘れたり、紛失するリスクが高まります。
そのような場合、リンク先の記事のようなスマートロックを使えば鍵の紛失リスクはなくなります。電池切れの通知など、きめ細かな機能やノウハウが蓄積していけば、スマートロックが実用品として普及していくのでしょう。
民泊法案が可決されたことですし(臆病者のマイクロ法人経営 2017-7-11記事)、スマートロックに限らず、民泊関連の新サービスにも注目していこうと思います。
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