東証2部の皆さん、怒りの声を上げましょう!

東芝 上場維持見通せず 東証2部降格(毎日新聞 2017-8-1記事)

” 経営再建中の東芝の株式上場先が1日、東京証券取引所の1部から2部に降格する。米原発事業の巨額損失で3月末に負債が資産を上回る債務超過に陥ったためだ。2017年3月期決算に関する監査法人との協議が難航するなど難題が山積しており、上場維持には不透明感が漂っている。
(中略)
 東芝は8月10日までに17年3月期の有価証券報告書(有報)の提出を目指しているが、監査法人のPwCあらたとの協議は難航している。有報には監査法人の意見を付ける必要があり、あらたが最も厳しい「不適正意見」を付ける可能性も浮上。東証は東芝を上場廃止にすべきかどうか審査しており、結果次第で審査に重大な影響を与える可能性がある。”

 非常に腹の立つ事態です。まず、東証2部とは不祥事を起こした会社の避難所ではない。小粒ながらも東証2部には日本を代表する優良企業がたくさんあります。もちろん皆さん適正な会計をおこなって、期日通りに監査法人の意見がついた有価証券報告書を提出しています。

 決算を粉飾し投資家を欺き続ける東芝と一緒にされては迷惑です。東証2部の皆さん、怒りの声を上げましょう。

  次は東証。上場廃止を審査しているとのことですが、これまでの経緯、監査の状況、今後の見通し、どれをとっても上場廃止以外の選択肢はありません。現在、上場を許していること自体が不正の幇助です。投資家を欺き続ける企業をこのまま放置するのなら、東京証券取引所自身の信用問題となるでしょう。

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