ワコールが「空き家」ビジネス 京町家を宿泊施設に

ワコールが「空き家」ビジネス 京町家を宿泊施設に 老朽化が進んだり、空き家になったりした京町家をワコールが借り上げ、宿泊施設に転用する事業を始める。(ITmediaニュース 2017-5-30記事)

” ワコールは5月30日、京町家や古民家を活用した宿泊施設事業を始めると発表した。老朽化した物件や空き家を所有者から借り上げ、宿泊施設としてリノベーションし、観光客に貸し出す。まず2018年4月に2~3店舗を開業し、22年には京都市内に約50店舗の展開を目指す。他府県での展開も視野に入れる。”

 女性下着の大手メーカーがなぜ「空き家」ビジネスをやるのか? あまりに意外な組合せに興味が湧き調べてみました。

<ニュースリリース 2017年05月30日>
京町家を活用した宿泊事業への参入について
http://www.wacoalholdings.jp/news/2017/post-67.html
http://www.wacoalholdings.jp/news/files/ad57eaea4c8d1b42151ce51e63664f89.pdf
事業目的(ニュースリリースから引用)
・京町家の保全・活用による宿泊施設等の運営と、地域経済の活性化への貢献
・宿泊者向け体験プログラムを通じた京都の歴史・文化・伝統などの浸透

 「空き家」を利用しガツガツ儲けようという感じではなさそうですね。京都が本社の企業ですから、地域貢献というか一種のメセナ活動なのかもしれません。ブランド力のある大手企業が「空き家」を利用し畑違いの宿泊事業を開始する。今や「空き家」って、そういうメジャーな存在になってしまったのでしょうか。

 それにしても48歳男性のこじかにとって、ワコールのWebサイトを閲覧すること自体勇気がいりました。

コメント

このブログの人気の投稿

ピーチ、国内航空会社初のビットコイン直接決済サービス導入

楽天と不動産情報サービスのLIFULLが民泊事業

アパートローン、「プチバブル」の様相 相続対策、マイナス金利で急増