タワーマンションに住みたくない

タワーマンション高層階に住みたいと思わない理由(BLOGOS 内藤忍 2017-6-15記事)

” タワーマンションは、日本でも急増しています。総務省によれば、15階以上の共同住宅は、2003年には32万5500戸だったのが、2013年には84万5500戸と、10年間で2.6倍増えているそうです。
(中略)
 ロンドンの火災の消火活動を見てもわかることは、消防車のはしごは30メートルから40メートルのものがメインで、どんなに長くても14階までしか届かないそうです。それ以上は設置されているスプリンクラーで消火するしかありません。日本の高層ビルは厳しい管理基準があって信頼感は高いですが、海外の国によっては安全性に不安のある場合も出てきます。”

 タワーマンションを建設したり販売したりする人たちはタワーマンションを買いません。彼らがタワーマンションを売るのは儲けるため。彼らがタワーマンションを購入しないのはコンセプトに瑕疵があるためだと思われます。もちろん、こじかもタワーマンションには住みたくありません。

 先日発生したイギリスのロンドン中心部にあるタワーマンションで大火災が発生し、たくさんの方が無くなりました。とても痛ましい災害です。日本では消防法によりスプリンクラー設備が義務付けされているから大丈夫。本当にそうなのでしょうか?

 確かに、正しくメンテナンスが行われていれば問題ないでしょう。問題は長期的な修繕が計画通り実行できるかどうかです。管理費や修繕積立金の未納は戸数の多さに比例するという統計があります。年月を重ねるほどに修繕の予算は組みづらくなるでしょう。

 大火災を起こしたロンドンのタワーマンションの住人は移民や低所得の人々が多かったと聞きます。いずれ日本のタワーマンションでも移民や低所得者が多数を占めるようになるのでしょうか。そのような状況で億単位の修繕費用を賄えるのか。想像するだけで恐ろしい未来です。

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