キンコン西野氏「肩書は、今すぐ捨てなさい」

 キンコン西野氏「肩書は、今すぐ捨てなさい」 炎上の先に見えた、「シゴトの未来」とは?(東洋経済オンライン 2016-10-21記事)

” 人間に残されるものは、遊びっぽいものというか「とても仕事とは呼べない好きなこと」しかないと思うんです。一見、無駄に見えるようなものをお仕事化して、マネタイズする方法を探さないと、食いっぱぐれてしまう。”

 コンピューターとロボットがほとんどの職業にとって代わっていく。こじかのようなサラリーマンが真っ先に置き換わることは簡単に想像できますが、突き詰めれば、医師・弁護士・会計士などの高度に専門化された職業すら例外ではないでしょう。むしろ、専門的で報酬が高額であるほど置き換えるモチベーションは高くなります。結局どんな職業も一律に置き換えられ、違いは早いか遅いかだけかもしれません。

 いろいろ思いを巡らせても、コンピューターとロボットが出来ず人間だけができる職業は思い付きません。人間は職業を放棄しても生きていけるようになった時、食べる・飲む、繁殖する、遊ぶをひたすら繰り返すのでしょうか。飲食と繁殖は物理的な限界がありますが、遊ぶ事に限界はありません。そう考えれば西野氏の考えにも頷けます。

 職業人生の終わりが現実味を帯びてきた自分はどうでもよいのですが、中学生の長女がどういう職業を選ぶのか、相談を持ち掛けられたときどのように答えるべきか悩みます。結局、私には回答不能で、「好きなことをやりなさい」「楽しいことをやりなさい」「何を選択しても応援する」くらいしか言葉が見つからないのです。

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