4月28日は「アクティブシニアの日」
「態度が横柄」「パソコンソフトが使えない」…定年後の再就職先で苦情受ける高齢者 実力を発揮するには? 4月28日は「アクティブシニアの日」(産経新聞 2017-4-28記事)
” 3月に「65歳超雇用推進マニュアル」を発行した「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」(千葉市)の浅野浩美雇用推進・研究部長は「新しい職場や役割で、どうすれば自分らしく働けるのか、気持ちの切り替えが大事だ」と指摘する。過去の立場にこだわらないことはもちろん、部下や、役職に頼らずに仕事を進める力がより求められるという。”
こじかの勤務先の職場にはたくさん高齢者がいます。みなさん頼りにされて仕事をしています。少なくとも私の周りには「態度が横柄」「パソコンソフトが使えない」といった高齢者はいません。もしかすると再雇用契約の段階でふるいにかけられているのかもしれませんね。
「態度が横柄」「パソコンソフトが使えない」というのは高齢による問題ではなく本人の資質の問題です。ことさら問題視する必要はないかと思います。どうせそんな人は誰も使ってくれません。自明です。
ところで、記事のなかに登場する「65歳超雇用推進マニュアル」。157ページにも及ぶ大作ですが、興味が湧いたので一通り目を通してみました。
http://www.jeed.or.jp/elderly/data/manual.html
このマニュアルは、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構という厚生労働省所管(天下り先?)の独立行政法人が2017年3月に作成しています。雇用支援機構という法人名の通り、いかにして高齢者を雇用させるか、定年延長させるかに話題が集中しています。
まるっきり個人的な憶測ですが、年金支給年齢を70歳・75歳と引き上げたい厚生労働省が、このような長大なマニュアルを公表させているように思えてなりません。
それにしても、マイクロ法人を高齢化対策に利用しよう、などの議論が皆無なのは寂しい限りです。厚生労働省が「マイクロ法人推進支援機構(仮)」でも作らない限りは無理なのでしょうか。創業・ベンチャー支援に熱心な中小企業庁がやったりして。
ミラサポ(中小企業庁)
https://www.mirasapo.jp/
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