マイホーム=不動産投機?
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ - 橘玲
橘玲のベストセラーの全面改定版です。旧版はこれまで500冊ほど読んだ金融・資産運用本の中でベスト3に入る良書です。そしてマイクロ法人の設立など、こじかの人生に大きな影響を与えた書籍でもあります。
マイホーム購入については、極めて強烈に、意識改革を迫られました。こじかは家族と暮らすため15年前にマンションを購入しました。当時はマイホームの購入について何も考えておらず、単に家賃を払い続けるよりも買った方が得かなと、お気軽に考えていました。
ところが本書は指摘します。住宅ローンによるマイホーム購入は「レバレッジをかけた不動産投機」であると。例えその不動産に自ら住んでいても言い訳にはならないと。 「私は不動産投機などしていない、そんなつもりは無い」こじかは本書の主張に感情的な反発を覚え、頭の中で何度も反論しました。しかし、何度読み返しても本書の主張を覆すことは出来なかったのです。
結局、マイホームの購入はレバレッジをかけた不動産投機であると納得した次第です。納得に至るまでずいぶん苦しみましたが、それこそが土地真理教からの解脱プロセスだったのかもしれません。今では「レバレッジをかけた不動産投機」であると胸を張って主張することが出来ます。
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