地下鉄サリン事件から18年

 3月20日、地下鉄サリン事件から18年が経過したそうです。オウム真理教というカルト集団が引き起こした前代未聞の化学兵器を用いたテロ。日本はもちろん世界中が驚いた大事件でした。


 通常、国家にはこのようなテロリストたちを監視し事件を未然に防ぐ専門組織があります。日本にもそのような組織はあるし、かなりの兆候も捉えていたはずです。実際、オウム真理教は地下鉄サリン事件の9ヶ月前に長野県松本市で同様の化学テロを起こしています。これほど決定的な兆候もないでしょう。

 一連のテロについて、テロを引き起こした犯人の裁判や被害者の思いについて報じられるのは当たり前ですが、報じられず違和感が募っていることがあります。それはテロを防止することを専門している組織が全く批判されないことです。諸外国であれば、組織そのものの存在意義を問われる事態であり、何年経過しようとも批判を免れるような失敗ではありません。彼らの失態によって多くの人が亡くなり、健康を失い、人生を狂わされたのですから。

 テロから18年が経過しさらに穿った見かたをするようになりました。本当に彼らは能力不足や過失によってテロを看過したのだろうか?故意に見過ごした可能性はないか?日本政府は先の大戦で広島・長崎で行われた二種類の異なる核爆弾による人体実験を看過した前科がありますから、単純に過失とは思えないのです。

 最近は福島であからさまな人体実験をしているし、正直なところ、あまりの残酷さに言葉がありません。

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